目次
内容
ペット防災は、準備(Ready)、避難(Refuge)、責任(Responsibility)の3Rで決まる。自分とペットの両方を守るために、今日からできる防災対策と避難準備を分かりやすく紹介。
①いぬとわたしのために今日からできること
②あなたの備えがいぬの命を守る
③災害が起きた!そのとき、あなたといぬは?
④「いぬとわたしの防災」チェックリスト
感想
犬の防災だけにとどまらず、普通の防災ハンドブックとしても使える内容でした。それは、飼い主が無事でないと愛犬は守れないという前提があるからだと思います。まずは自分の命を守るための準備が最優先だと思いました。
そして最も共感したのは、「いぬの防災は平時のしつけにかかっている」という言葉。普段から飼い主の言うことを聞かない犬だと混乱した災害時にどうなるか、避難所生活になった場合どうなるか、想像に難くないです。やはりこれからもしつけを頑張っていかないと。
また、実際に被災した人の体験談は貴重でした。やっぱり想像もつかないことが起こるんだなぁ。普段から最悪の場合を想定して考えておかないといけないと感じました。
やったこと
本を読んだ後にやったこと2つ。
クレートトレーニング
コマリは小さい頃にハウスをトイレ代わりにしてしまっていたので、部屋にハウスはなく、ずっとベッドで寝ていました。クレートは車に乗る時だけ使用。
でもこの本を読んで、避難所生活を想定して絶対クレートで寝られるようにしておかないとダメだと思い、慌てて買いに行きました。時期的にクリスマスプレゼントになったけど。
部屋に設置したら、夜は必ずクレートの中で寝てくれるようになってひと安心。これから扉を閉める練習もしていきたいと思います。
鑑札&注射済票装着
鑑札は首輪に付けると嫌がって暴れていたので、もう少し大きくなってからでもいいかと先延ばしにしていました。
でも明日にでも被災して、コマリだけ逃げてしまう事態になるかもしれないと危機感をもちました。なのでどれだけ嫌がっても装着。
表のビニールが噛まれてボロボロですが、常に付けるようになりました。
やろうと思ったこと
まだできていないので、これからやろうと思ったこと4つ。
マイクロチップ
鑑札&注射済票は外れてしまうこともあるから、身元確認手段としては少し不安です。
やっぱり1番確実なのは、マイクロチップを埋めること。絶対に体から抜けることがないので、“最後の命綱”と呼ばれているそう。
調べてみたら、名古屋市は装着に助成金が出るみたい。今度動物病院に行った時に相談してみます。
犬用非常持ち出し袋
これは絶対に準備しておかないと!と思いました。むしろなぜ今まで準備していなかったのか。
この本の第4章に「犬のための避難グッズリスト」が載っているので、それを参考にして準備したいと思います。
人間用非常持ち出し袋
我が家には室内と車内に合計4つの非常袋がありますが、数年間中身のチェックをしていない…。
賞味期限の切れた食料品がたくさんあるんだろうなぁ。紹介されていたローリングストック法を試してみよう。
近所の犬友達作り
これは盲点でした。確かに災害時に助け合える犬友達は大事だね。避難所でも心強い。
犬だけが家にいる時に地震が起こったら、ちょっと見て来て~!とか言えて助かるし。これから散歩中、積極的に話しかけるようにします。
まとめ
犬の防災についてはこの1冊でオッケー!人間の防災と犬の防災、両方がこの1冊に詰まっています。しかもデザインやイラストがかわいくて読みやすい。
自分ができていなかったこと、危機感が足りなかったことが分かり、防災への意識が高まるのでおすすめです。
考えさせられることが多かったので、記事が長くなってしまいました。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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