目次
内容
犬の状況、しぐさ、パーツ別の行動をイラストでわかりやすく紹介。犬の行動学をもとに、その時どんな気持ちでいるのかを解説します。
①状況別 しぐさでわかる犬の気持ち
②体のパーツ別 ボディランゲージでわかる犬の気持ち
③注意したい病気とケア
④もっと仲良くなるために
感想
よく見られる犬のボディーランゲージについて、15年間で2000頭以上の犬の問題行動に向き合ってきた経験と、犬の行動学の知識をフルに活用して説明してくださっています。
犬を正しく理解するために、ボディランゲージを読み取ることはとても大事なことだと思いました。思い込みで間違った受け取り方をしている場合も多いように感じます。
そこで、最近コマリがよくやるしぐさはどんな気持ちなのか、この本を使って調べてみました。
寝る前に掘る動作をする
これめっちゃ可愛いの。夜にくっついて横になってると、突然私のそばの地面をホリホリ。あぁ眠くなってきたんだなぁって分かって可愛い。
この行動は、地面を掘りその上をくるくる回って踏み固めて寝そべるという、野生時代の行動のなごりだそうです。マットで形は変わらないのに、必死でホリホリして寝床を作っていると思うと萌えます。
ワンッと高い声でほえる
部屋にいる時や散歩の時に、軽くワンッと1回だけ吠えることがあります。めちゃくちゃ怖がりになってるのでは?と心配していました。
この行動は、狩猟本能があるので、単純に動くものに反応してしまうだけと書いてあり一安心。でもコマリは「動いたような気がした」という気配だけで吠えていることが多いので、これとは違う例かもしれませんが…。やっぱり怖がり?
しっぽを振って体をクネクネする
散歩で歩き出した瞬間、遠くから他の犬が歩いてくる時、通行人と目が合った時にやります。腰から下を左右にフリフリ。
気持ちが高揚し、とても嬉しい気持ちだそうです。これはそのままですね。嬉しさが伝わってきて、好きなしぐさです。
飼い主の口元をペロペロなめる
旦那が帰ってきた時に大興奮でペロペロしてます。めっちゃくちゃ熱烈です。私は子犬の頃から舐められると避け続けてきたので、いつしか舐められなくなりました(寂)。
これは犬が一番好きな挨拶だそうです。狩りから戻った親の口元をなめて、その刺激で胃袋の食べ物を吐き出させていた行動のなごり。今では好き好き~の挨拶になっています。
コマリは初対面の人にもやろうとするから、なんとかやめさせたい。みんなに好きアピールするのは可愛いんだけどね。
飼い主に前足でタッチする
私の足の間に入って、よく前足でチョイチョイしてきます。これは完全に催促のしぐさだよね。
調べたら予想通りおねだりのサインでした。「ちょうだい」「かまって」と気を引いているそうです。やっぱりね。おねだりされる度に応えると癖になるから気を付けてだって。でも可愛いから無視できないの…。
おなかを見せてあおむけになる
最近よくやるようになったしぐさです。お腹を見せてくれるようになって嬉しい。
叱られた時には、これ以上自分を攻撃されないようにするためのボディランゲージ。特に叱っていない時は、なでてくれという要求だそうです。コマリはなでて~の方だね。
まとめ
たくさんのボディランゲージが紹介されていたので、愛犬の気になる行動がある方は、この本で調べてみるといいかもしれません。
この本の「はじめに」で書かれていたことで印象に残った文章↓
「うちのコは○○なんですよ」(中略)といった飼い主の言葉を聞いて、犬をよく観察してみると、「全然そんなことないです!むしろ逆です!」ということがとても多いので驚きます。つまり、飼い主の思い込みが、実際には間違っていることがあるのです。
ボディランゲージの読み取り方が間違っているからといって、即問題行動につながるわけではないと思いますが、愛犬と信頼関係を築き、もっと仲良くなるためには、飼い主が正しく理解しておくことが大事だと感じました。私はちゃんと勉強して、コマリの気持ちを読み取ってあげたいです。
全体的にとても読みやすく、納得できる内容だったので、犬の気持ち系の本の中でおすすめの1冊です。
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