先日抜糸をして、避妊手術が無事に終わりました。今日は手術から抜糸後までのことを総まとめしたいと思います。
※「コマリの日常」カテゴリーにするか迷いましたが、しつけに関することも少し入っているので「犬のしつけ」にしました。
避妊手術基本情報
柴犬コマリ生後ぴったり7か月。体重5.7kg。
9:00 抱っこ散歩(自己判断)
9:30 動物病院へ
12:00 手術
17:00 お迎え
翌日からごはんと散歩オッケー。薬が3日分出たので、朝晩ごはんに混ぜて飲ませました。3日後に経過観察、10日後に抜糸。
手術前
手術前に準備不足だったのは、術後服の練習をしていなかったこと。術後服どころか、普通の服も着せたことがなかった。そのせいでコマリは手術後10日間、寝たきり生活になってしまいました。大反省。
エリザベスカラーの練習はしていたけど、力技で取られてしまい、使用不能になったのが悲劇の始まり。柴犬に洋服なんていらん!と子犬時代から着せなかったのが仇となりました。
これから手術を受ける方は事前に買ってぜひ練習してね。術後服は動物病院で買えたから、前もって相談しておくといいかも。
あとは手術から2週間はシャンプーができないので、少し前にやっておくといいと思います。
全身麻酔
コマリは神経質な性格と獣医さんに見抜かれていたので、トラウマにならないよう細心の注意を払い、特別な麻酔を使ってくださったそう。でも術後パニックでさらに麻酔追加しました。
だから迎えに行った時も意識朦朧としていたけど、普通のワンちゃんはブンブン尻尾を振れるくらい元気になっているそうです。手術当日の記事を読んで怖がらせてたらごめんね。
せっかく全身麻酔をするから、乳歯が残ってたら抜いてもらったり、歯石を削ってもらったり、できることはやってしまった方がお得です。コマリはマイクロチップを埋めました。
傷口
傷口は2cmくらいで本当に目立たない。大手術だと思ってたから、最初見た時びっくりしたもん。当日から痛がる様子もなし。
でも服やカラーがないと傷口を舐めていました。お腹の毛を剃るから、チクチクするのも気になるみたい。
抜糸は10日後でしたが、その時には毛が生えていて傷口はあまり見えず。手術後はずっと服を着ていたし、全く痛々しさを感じることなく終わりました。
術後~抜糸までの悩み
先ほども書きましたが、服やカラーをとことん嫌がったのが困りました。仕方なく術後服にしたけど、呪いがかかったみたいに動けなくなりました。
そのせいで寝たきりだし、散歩でも歩けないし、トイレもできないしで大変。丸1日ウンチをしなかったことも。なぜかおもちゃも噛めなくなったので、きっとものすごいストレスだったと思う。
4日目くらいから散歩ではなんとか歩けてトイレもできましたが、途中で必ずイヤイヤして動かなくなるという面倒臭さ。仕方なく毎回抱っこで帰宅。
散歩でトイレできるようになっても、相変わらず家ではできませんでした。あまり我慢させるのも体によくないと思って、夜中に公園に連れて行きました。
逆に言うと、術後服の問題さえなければ至って普通に過ごしていたので、服やカラーに慣れているワンちゃんはあまり大変じゃないのかも。
抜糸後の様子
家で寝たきり&トイレしない問題、散歩でイヤイヤさん問題は、術後服を脱いだ瞬間に解決。癖になって続いてしまうのではと思ったけど、心配無用でした。
性格は何も変わっていません。前より落ち着いたとか、怖がりになったとか、オス化したとかは、今のところなさそうです。完全に元のコマリ。対人間、対犬の接し方も前と同じです。
でもまだ気づいていないだけかもしれないので、何かあったら追記したいと思います。
手術を通して思ったこと
獣医さんからしてみれば年に何百件もやる手術だし、周りで失敗したと聞いたこともないから、安心して受けさせることができました。この先生なら絶対大丈夫!という信頼関係が築けていたのも大きかったです。
術後はもっと大変だと思っていたけどそうでもなく、デメリットよりメリットの方が大きいと感じました。将来かかる恐れのある乳腺腫瘍や、子宮の病気を防げるのはすごく安心できます。
性格が変わってしまうのではないか、ものすごく痛がるんじゃないかと心配しましたが、本人は次の日からケロッとしていて拍子抜けでした。手術翌日の散歩ですでにこんな感じ↓
だから、子供を生ませる予定がないのであれば、前向きに手術を考えてもいいんじゃないかなと個人的には思いました。
病院によってやり方や考え方が違うので、参考程度に読んでいただければと思います。この記事が避妊手術を不安に思う方のお役に立てれば幸いです。
コメントを残す